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スタッフコラム

2018.12.01

どのくらいの築年数なら安全なの? - 後編 –


前回は、築年数・建築基準法改正の概要をお伝えしました。
今回は、前回の記事を下地に、それぞれの改正がどのような改正になったのか、具体的に確認していきましょう。

 

・1981年:旧耐震から新耐震へ


この中でも最も大きな改正が、1981年に行われた改正です。
そのため、この年数を境に旧耐震・新耐震と呼ばれており、旧耐震物件の資産価値は低くなっています。
その理由としては、旧耐震と新耐震で定められている基準の違いが挙げられます。
新耐震は、震度5程度の地震に対して「大きな損傷をしないレベル」となっており、震度6~7に対して
「倒壊しないレベル」と定められています。

それに対して、旧耐震の場合は、震度5前後の地震に対して「倒壊しないレベル」であり、震度6~7の地震に
対しては記述がありません。
つまり、震度6以上を想定した造りになっていないと言えます。
そのため、1981年以前の物件、かつ、耐震改修工事のない物件は、リスクの高い物件であると考えられます。

 

・1999年:次世代エネルギー基準


1999年の時世代エネルギー基準について確認しましょう。
この次世代エネルギー基準が改正で出来たことにより、住宅の断熱に対して基準が上がりました。
ただし、これは義務ではないため、すべての物件に対して断熱性能が上がっているわけではないので、
注意が必要です。

そこで、この年代の境目のマンションは、次世代エネルギー基準を満たしているかどうかを確認して
おくことをお勧めします。
なぜなら、次世代エネルギー基準を満たしているかどうかによって、その家に住んだ時の住みやすさ、
快適さに関わってくるからです。

 

・2003年:新築住宅に24時間換気システム


最後に、2003年に改正された24時間換気システムについて説明します。

マンションは気密性が高いため、空気が室内にこもりやすい造りになっています。
しかし、空気がこもりやすいということは、結露ができやすくなったり、悪い空気が室内にこもりやす
かったりと、デメリットも多く考えられます。

また、ハウスダストの原因の1つに「空気の循環が悪い」という点もあり、これらのことを踏まえて、
2003年に改正がなされました。

特に小さいお子さんがいるご家庭や、アレルギー体質をお持ちの方にとって、24時間換気システムが
あるかは大事なポイントと言えるでしょう。
ハウスダストはもちろん、アレルギー物質など、これらも空気が循環すれば和らぎますが、24時間換気
システムがなければ空気がこもってしまい、排出されにくいからです。

 


もし、検討している物件が、上記に挙げられた改正時期である 1981年、1999年、2003年前後に建てられた
ものであれば、これらの点を確認することをお勧めします。
住み始めてから、「耐震性が…」「快適な温度を保ちにくい…」「空気がこもっている…」等々に
ならないようにするためです。

また、住みやすさだけでなく、これから先の資産価値を考えたうえでも、きちんと調査し、納得して
からの購入をお勧めします。

 

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