トップページ > スタッフコラム > リノメゾン > 地震が心配だけど、何を見たらいいの?

スタッフコラム

2019.02.23

地震が心配だけど、何を見たらいいの?


ここ数年、全国的に地震が多く「新しく暮らす家は、しっかり耐震基準が満たされているものを買いたい」
と考えられている方も多くいらっしゃることでしょう。

地震大国と言われている日本では、建物を建築するときには地震への対策を行い、基準を設けています。
しかし、具体的な耐震について詳しく理解している方は少ないと思います。
そのため、今回は耐震等級についてお伝えしていきます。

 

●耐震等級

 耐震等級とは、建築基準法が改正されたことによってできた、地震に対してどのくらいの耐性があるか?
 を数値化したものです。
 耐震基準の改正は1971年、1981年、2000年に大きな改正があり、その中でも2000年の改正が
 耐震等級に一番関係しています。

 2000年の改正、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」が施行されました。
 それに基づき、「住宅性能表示制度」という10分野の住宅の性能を、共通の基準で評価して
 等級などで表示する制度ができ、地震による耐性度を一般的にみても、わかりやすくするために
 耐震等級がつくられました。
 しかし、耐震等級についてよく理解していないと、一番下のランクである「耐震等級1」が
 危険な家に見えてしまう可能性があります。
 
 次項目では、耐震等級の各ランクについてお伝えしていきます。

 

●各耐震等級による違い

 耐震等級は、1~3までランクがあり、実は多くの住居は耐震等級1と言われています。
 つまり、耐震等級1は普通の住居であり、決して地震に対して弱いわけではありません。
 また、この耐震等級制度は任意のため、表示がない可能性もあります。

 ○耐震等級1

 耐震等級1は、建築基準法で満たさなければならない最低限度の耐震性をもっている住居です。
 では、最低限度の耐震性とは、どのような水準なのでしょう?

 ・震度5強  :建物が損傷しないレベル
 ・震度6強~7:建物が倒壊することはない

 上記のような水準を通ったものが、耐震等級1と呼ばれます。
 つまり、耐震等級1でも、震度6~7という大地震で倒壊しないレベルであり、しっかりとした建物
 だと言えます。

 ※1995年1月17日発生:阪神淡路大震災、最大震度7
  2013年4月13日発生:淡路島地震、最大震度6弱
  2018年6月18日発生:大阪北部地震時、最大震度6弱
  

 ○耐震等級2

 耐震等級2は、等級1で想定されている地震の1.25倍に耐えられる性能を有しているという水準
 の建物に付けられます。
 つまり、震度6~7の地震が来ても、建物は大きく損傷しないレベルです。
 耐震等級2のランクだと、基本的には病院や学校など、災害時の避難場所になったり、人が大勢いる
 建物になったりすることが多いです。

 ごく稀に「耐震等級2」と表記されている住居もありますが、耐震等級2のレベルになると梁や柱が
 大きくなってしまうので、注意が必要です。


 ○耐震等級3

 耐震等級3では、耐震等級1で想定されている地震の1.5倍に耐えられる性能を有しているという
 水準の建物に付けられます。
 この等級は、災害の拠点となる警察署や消防署などに適用されるものです。

 

このように、地震に対する耐性基準を示す耐震等級は1~3の3ランクあり、知らずに見ていると、
「耐震等級1」は地震に弱く見えてしまいます。

しかし、ここまでお伝えしてきた通り、耐震等級1の住宅が普通であり、耐震に関しても対策ができて
いる建物だと言えます。


最後まで、お読みいただきありがとうございます。
ご参考になれば幸いです。

ページの先頭へ

Copyright (C) リノメゾン, All Rights Reserved.